2005 04,17 20:28 |
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今日は、黒門亭に行った。テーマは、「光る若手と付き添い人」で、5人の出演者のうち、真打は、一人。なんとも、通好みなプログラムだ。
花ごめ 初天神 喬之進 道灌 朝太 蒟蒻問答 今松 三井の大黒 三之助 景清 朝之助 崇徳院 花ごめは、前座ながら表情豊か。喬之進も、堂々として聴かせる。朝太の、こうしたすっとぼけたキャラクターは、絶妙。一転、真面目な修行僧の表情もキリリと決まって、その対比が非常に可笑しい。 今日、唯一の真打、今松は、流石の貫禄。この人は、声がとってもいい。聞き惚れる。甚五郎の正体が、分かる場面では、鳥肌がたった。 聴いたのは、二度目だが、三之助の「景清」にも、惹き込まれる。人間のエゴがむき出しになる台詞には、胸が痛くなる。 そもそも全員が少しずつ長かったのか、三之助が一人時間を使ったのか、よく分からないが、トリの朝之助があがるころは、既に終演時間が過ぎていた。それでも、ちょっとはしょりながらも、たっぷり聴かせてくれた。熊さんと若旦那の病床でのやり取りには、大爆笑。 しかし、やっぱり、黒門亭は、腰が痛くなる。皆、壁際に寄りかかりたくなるわけだ。 |
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