2005 04,29 20:39 |
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神楽坂は、その昔、浅草と賑わいを分け合った繁華街。泉鏡花が遊んだ花街。今でも、神楽坂の両脇は、多くのお店が佇んでいる。 花街の風情は、今も残っている。石畳の細い道、着物を着た芸者が歩く姿は、今も絵になる。
神楽坂の裏手のちょっと入れば、こんな街角がまだある。最近は、随分近代的なマンションが増えてしまったが、こうした通りは、なくなって欲しくない。
通りを歩くと、「旅館」ではなく「旅荘」というのが多い。町の看板も風情ある響きだ。
神楽坂には、和洋を問わず洒落た店が多い。閑静な住宅街に、突然現れるこれらの店は、老舗というよりは、みな最近できたもの。この町の持つ静かで和の落ち着いた魅力に、結構外国人が開いた店もある。
神楽坂と言えば、東京理科大学。前身の東京物理学校時代の建物が今も残っている。
あ、関係ないけど、ペコちゃん焼きが買えるのは、神楽坂の不二家だけ。 神田川を挟んだ向こう側にも、法政大学はじめ多くの大学があるので、ちょっとした学生街でもある。昔は、佳作座という名画座があったが、今は、パチンコ屋になっている。ギンレイ・ホールは、今も健在。 |
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