2005 05,08 14:39 |
|
自治都市ロンドンは、かつて王家と言えども城を建てられなかったらしい。そこで、ロンドンを見下ろす要塞として建ったのがこのロンドン塔。その歴史の中で牢獄や処刑場にも使われた血塗られた場所でもある。
ロンドンにある世界遺産のひとつ。
しかし、入場料が14.5ポンド(約3000円)もする。観光施設で3000円もするなんて、やっぱり高い。
ロンドン塔の中心にあるホワイト・チャペルという建物。四つの塔がある。塔の上には、風見鶏が・・・。
王家と言えども、ここで処刑された者は、多い。先代の王の血を引く子供や王の愛人たちもここで首を落とされた。
ロンドン塔にいる案内人?の服装。洒落た服。
皆から写真を撮ってくれと言われるのか、なんかブスっとしていた。
ロンドンのナショナル・ギャラリーにあるデラローシュの「レディ・ジェーン・グレイの処刑」
こんな感じで女王ですら処刑された。
また、1483年にエドワード4世のふたりの王子、エドワード5世とヨーク公リチャードは父の死後ロンドン塔に連れ込まれたまま行方不明となった。王位を簒奪したリチャード3世が殺害したとされる。1624年にふたりの子供の骸骨が発見されている。
また、「ユートピア」で有名なトマス・モアもここロンドン塔で処刑されている。
最後にロンドン塔に収監されたのは、イギリスに飛来して逮捕されたナチス・ドイツの高官ルドルフ・ヘスだったそうな。
ロンドン塔のホワイト・タワー内部は、兵器博物館になっている。これは、よくコントとかにでてきそうな鎧。重そう。
馬に乗る中世騎士。馬用の鎧も展示してあった。
ものすごい数の銃も展示されていた。他に大砲や数々の手で持つ大型の武器も。
斧と頭首台。この台に首を置き、この斧で首を断ち切る。先ほどのジェーン・グレイの処刑の絵を見れば、なんとも残酷な処刑の仕方だ。特に美女の処刑は、後味悪い。今もロンドン塔には、ジェーン・グレイの幽霊が出るという噂
子供の鎧もあった。王家のもの。
|
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |