2011 12,18 17:12 |
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こんにゃくえんまの朝太の会へ。あと何回この名前で開催されるのかな? 受付には、奥様のたばちゃん、息子の可愛い赤ちゃん、そして朝太さんのお父さんも毎回いらしていてとってもアットホームな雰囲気だ。 ほたる 「元犬」 本日のゲスト。最前列にお子さんが座っていたので、このネタにしたのかな? 犬が人間になる前から人間みたいだったよ。(笑) 朝太 「粗忽長屋」 これは、鉄壁なネタ。不条理な設定の中に、落語の面白さと登場人物のそそっかしさが描かれていて何度聴いても可笑しい。朝太さんの描く二人の粗忽者も楽しさいっぱいだった。 仲入り前に踊りが観られるのもこの会の魅力の一つ。 朝太 「文七元結」 朝太さんの人情噺は、初めて聴く。ほんわかキャラの朝太さんがどうこの噺をこなすのかがとても楽しみだった。 いやあすごかったねえ。あまり湿っぽくならず、笑いもちりばめながらとても良い噺になっていた。 特に、佐野鎚で自分の娘に素直に感謝の気持ちを表せない主人公の表情が最高にだった。続く大川で文七に出会う場面、文七が店に戻って主に訳を打ち明けるところもジーンときてしまった。 朝太さん、なかなかやるなあ。滑稽話も人情話も上手にこなす、すごい噺家になってきたなあ。 トリのネタもたくさん増やしていき、本当に来年の真打昇進が楽しみだ。 |
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