2008 08,03 23:33 |
|
六本木から京橋に移動して、夕方は、フィルムセンターへ。
これは、オッフェンバックの歌劇を1951年に映画化したものだ。トマス・ビーチャム指揮、ロイヤル・フィルの演奏に後から映像を付けたもの。台詞は全て原曲のオペラになっており、役者の演技は、サイレント時代の大げさな感じがしてしまう。 幻想的な色使いとシュールなセットの前で繰り広げられるバレエ・シーンは綺麗だが、サイレント映画に着色したような古めかしさは否めない。 それでも「娼婦ジュリエッタ」のシーンで歌われる有名な「ホフマンの舟歌」では、美しい旋律と色彩豊かな映像にうっとりだ。 背景が紙芝居の絵っぽいけど、オペラ、バレエ、音楽、映像を融合したなかなかに幻想的な一品だ。 世界観は素晴らしいのだが、やはり古めかしいなあ。 栗3つ。 京橋・近代フィルムセンターにて。 |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |