2011 11,12 22:53 |
|||
子供の頃テレビで観たことあるけど、スクリーンで観るのは初めて。また、結構話を忘れていたので、初めて観たような新鮮さがあった。前半は、結構ドタバタ喜劇調だったんだねえ。おいそれはないだろう的な突っ込みどころ満載だけど、楽しめたなあ。
主役は、渡瀬恒彦なんだけど、圧倒的な印象を残すのは、やっぱり川谷拓三なんだよねえ。以前観た時も、拓ボンが人質の子供をバスの窓から小便させるシーンは覚えていたなあ。 悪人だけど根は優しくていい奴みたいなのは、川谷拓三の真骨頂だ。暴力的だけど、ところどころで人間の優しさを垣間見せる。 曲者なのは、実は被害者。善人振りながら、己の欲のままに真実を隠して知らんぷりする。単なるアクション映画ではないラストが用意されている。できれば、もうちょっと上映時間を長くして、とんでもない乗客たちの過去をさらけだす会話とかあればさらに面白かったと思うんだよねえ。 栗3つ。こんなにパトカー壊して大丈夫なのって心配になるくらいのカーチェイスだった。(笑) 銀座シネパトス1 「生誕70周年 川谷拓三映画祭」にて
|
|||
コメント |
コメント投稿 |
|