2011 09,29 23:55 |
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僕は、この会、皆勤賞だよ。正楽師匠がゲストだった幻の第一回も行ってるしね。正楽師匠にハリー・ポッターを切ってもらった思い出深い会。18回目となる今夜、場所は、日暮里に定着してきたけど、だんだん手狭になってきたね。最近では、札幌、稚内、室蘭、神栖、福岡と三之助をみたかい?の輪が広がってきている。 三之助 「猫の皿」 この会の名物でもある長いまくら。プールの話で一時間(笑)。もはやネタより長い、これはまくらと言えるのか。(笑)まあ、他の会では、聴けない話だしね。貴重。 ネタ卸しの「猫の皿」、師匠小三治もよくかけるだけに、これから味わい深くなっていくことに期待。こういうすっとぼけた噺が柳家っぽくて好き。そして、馬鹿げた中に人間の狡猾さと愚かさが、それも可愛く出てる。これが落語なんだよなあ。そして、この噺は、「厩火事」同様サゲがきちんと利いている逸品でもあるね。 三之助 「甲府ぃ」 三之助師匠の「甲府ぃ」は、ネタ卸しから何度も聴いている。いやあ、これは本当に良い噺。そして、三之助師匠の登場人物の描写は、本当に素晴らしく、全員が全員まるで実在しているかのように生き生きとしている。同じ噺、同じ噺家で何度観てもひきこまれるのが落語の魅力なのだが、それはやはり噺家の力量にかかっている。この噺の登場人物には、何度でも会いたいと思うね。 目の表情も素晴らしいけど、三之助師匠って手の動きが色っぽいなあ。限られた空間と仕草であらゆる表情を表現する、やっぱりすごいよねえ。 何度聴いても三之助師匠の「甲府ぃ」は、ジーンときちゃうね。笑って、ちょっとほろっとして良い噺を聴いたなあと余韻も持って会場を出る。笑いだけじゃない、落語の風情というか、そこがまた魅力なんだよなあ。 そして、居残り組と打ち上げに突入。ほぼ毎回同じ店で、お店のおばちゃんに「いきなり来ないで、今度から事前に電話して」って言われちゃった。20人近くでいきなりは、確かに大変だよね。でも、時間が遅いから意外と席が確保できちゃう。次回は、事前に電話するようにしておこうっと。次回は、11月24日(木)19時30分、同じ日暮里サニーホール コンサートサロンで開催。 |
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