2011 08,07 22:19 |
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正直そんなに混雑していないだろうと思ってた。どことなーくマニアックな展覧会かなあと思っていたのだけど、やっぱり弘法大師って人気あるんだねえ。閉館間近の時間帯を狙って行ったのに、結構混んでいた。全部じっくり観るには、相当な時間をかけないとダメだね。
今回、なんと展示品の98.9%が国宝および重要文化財なんだと。現存する最古の仏教曼荼羅や空海直筆の書などまさに国宝のオンパレード。一つの展覧会でこれほど、国宝、国宝、国宝が並ぶのも珍しいんじゃないかなあ。 書、仏具、仏像、絵画と1000年以上も前のものが観られるのは、本当にわくわくする。 圧巻は、最後の展示室。東寺から運んで来た国宝の仏像8体による仏像曼荼羅。暗い展示室に浮かび上がる仏像群は幻想的。その配置で曼荼羅を表し、また普段は正面からしか観られない仏像を360度見渡せる。神秘的な空間と圧倒的迫力、この展示会は見逃せないぞ。それにしても、こんなに仏像持ってきてしまって、今、京都の東寺に行った人はがっかりじゃないか。 あー、空いている時にもう一回、あの仏像曼荼羅の空間を体験したいなあ。後期に展示替えがあるから、もう一回行こうかな。 前半の目玉は、空海の書と伝わる巻物が弓なりに全巻展示されているやつだなあ。巻物っていつも部分的にしか観られないけど、こんなに長いんだーと感心! |
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