2011 06,10 22:53 |
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『スウィート ヒアアフター』、『アララトの聖母』のアトム・エゴヤンの新作ということで期待を胸に出かけたが、これがものすごく残念な出来。おまけにフランス映画『恍惚』のリメイクだった。
夫の浮気の疑惑を確かめるため、若い娼婦に夫を誘惑させるというものだけど、とにかく展開がありきたり。どんでん返しとなるだろうと仕込まれた展開も拍子抜け。『キッズ・オールライト』も同じ映画館で公開されているジュリアン・ムーアは、はっきり言ってミス・キャスト。まあ実際は、時期がずれているんだろうけど。ジュリアン・ムーアは、腕と肩の肌が汚い。あと、顔がシガーニー・ウィーバーだなあ。 若い子で中年を誘惑というので、三島由紀夫の『禁色』をイメージしたが、ある意味『禁色』だったわけで・・・。 なによりも、クライマックスと結末がなんともハリウッド映画チックで、これ本当にエゴヤンの作品なの?と目を疑うほど。 これは、完全にチラシと予告編に騙されたなあ。栗2つ。 TOHOシネマズシャンテ2にて。 |
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