2005 06,11 23:59 |
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町屋に来たのは、大好きな談幸師匠の落語会のため。立ち見もでるほどの大盛況だった。
松幸 「かぼちゃ屋」
本当に最近、堂々としてきた。今日は、いっぱいの客席をわかしていたなあ。 小蝠 「青菜」 もと立川流だったが破門されて、落語芸術協会へ。苦節10年、やっと二つ目に昇進。もと弟弟子が、こうして協会の枠を越え出演してくれるのは、いいねえ。呼んだ談幸さんも素敵。初めて聴いたが、なかなか面白かった。 談幸 「質屋庫」 これは、なかなか寄席ではかからないネタだなあ。こういう独演会じゃないとお目にかかれない。怖がりの二人の描写が最高に可笑しかった。熊さんの懺悔シーンも爆笑。鳴り物とあいまって、とっても良かった。 元九郎 津軽三味線 今年は、元九郎さんによく出会う。ネタは、毎回同じだが、笑える。もう、本当に可笑しい。今日は、ウケ過ぎて、本人少々照れ気味だった。そんな顔がとても可愛い。こんな親父になりたいものだ。 談幸 「井戸の茶碗」 「抜け雀」の宿屋の主人しかり、談幸さん演ずるお人好しで誠実で憎めないキャラクターは、最高。もう可笑しくてたまらない。二席目は、まくら短く、すぐに噺に入ったが、随所のくすぐりは、このお方の真骨頂だ。落語とは、こういうものなんだなあ。じっくり噺を聴き、のめり込み、大いに笑う。なんて幸せな時間の過ごし方なんだろう。 |
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