2011 04,09 23:09 |
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普段の落語会の客層とかなり違う、不思議な雰囲気だよなあ。とにかく、客席が若いよ。
時松 「粗忽の釘」 というわけで、初っ端はなかなか会場の雰囲気をつかむのが難しいよねえ。落語というより、テレビのお笑い芸人的な笑いが期待されている感が漂っていてやりにくそうだったなあ。 馬るこ 「親子酒」 & クイズ 「エクソシスト」が日本でリメイクされる時は、ぜひリンダ・ブレアの役は馬るこさんにやってほしい。恐ろしいほどの酔いっぷりだ。そして、婆さんも秀逸。 落語の後、クイズ大会。はい、まともであるわけがないよ。 天どん 「反対俥」 ぐだぐだ。故意なのか、本当なのか分からないけど、とにかくぐだぐだ。そのぐだぐだ感を自虐的な笑いに変えているという点で会場はウケていたけど・・・。 歌太郎 「転宅」 自由奔放である意味むちゃくちゃな二人の後でさぞかしやりにくいかなあと思ったけど、この人、びっくりするほどすごい。ちょっと振りや口調や雰囲気がじじ臭いけど、あの二人の後、正攻法で堂々と会場を沸かす手腕は、流石の一言。前座の頃から上手だなあとは思っていたけど、まくらも噺も素晴らしかったなあ。 おふざけ爆笑を狙うのも悪いとは言わないけど、これが本来の落語だと思うよ。 |
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