2005 07,09 09:55 |
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子役でお涙頂戴的な映画は、苦手なんだけど、このジャック・マイケルホーンの演技には、圧倒される。圧巻で脱帽、単なる子役でない、本当の演技ができる俳優だ。父親と会うシーンやカフェの伝票に落書きするシーン、そしてラストの手紙シーンにも鳥肌がたち、涙腺が刺激される。演出も上手いんだけど、この子供、すごすぎだ。 ジェラルド・バトラー人気か、客の95%が女性だった。泣いている人もたくさんいた。でも、泣けるのもうなづける。 この映画は、幸せなラストシーンではないが、幸せな展開が予想できる終わり方だ。人間がよく描けていると、映画のドラマは、こうも感動的で観客を惹きつけ、映画館を出たあとも、胸に残り続ける。スピルバーグも見習いなさい。 ものすごいクライマックスがあるわけではないのに、切なさと温かさで胸がいっぱいになる。悲しいのに何故か幸せ、今年の良い思い出となる。栗4つ。 有楽町シネカノンにて。 ここで観れて良かった。渋谷のル・シネマのオンボロ劇場だったら観なかったかも・・・。 |
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