2005 07,16 23:53 |
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だんだん日が暮れてきました。気がつくとものすごい人です。夜の闇に幻想的に浮かぶ提灯の下は、人の地獄となっています。通りによっては、一方通行になっていて、よく分かっていないと自分の行きたい方にいけず、人の流れに流されてしまいます。今日は、日本中の人が京都に来たのではないかと思うくらいの人ごみです。その大勢の人が皆牛歩戦術なんですから、もうたまりません。交差点での大混雑は、もう訳がわからなくなります。 提灯の絵柄もたくさんあって楽しめます。 提灯に灯がともると祭の気分がでますねえ。 夜の底に浮かぶ提灯は、幻想的ですらあります。 いつもの街のイルミネーションに加えて祭提灯のネオンが浮かびます。 昔は、真っ暗だったから、どんなにかこの提灯の光が映えたでしょうねえ。 山鉾巡行前の鉾を提灯で飾るのもいいですが、明日の巡航を控え全貌をまだ見せないという趣向でもあるのでしょうかね。 本当に幻想的な景色です。これで、もうちょっと人が少なかったらいいんですがねえ。とにかく、止まってゆっくり眺めることは、とても難しいです。万博より混んでいるじゃないかなあ。 今日は、男女とも浴衣の人が多かったですね。浴衣を着た外国人の方も沢山みかけました。 山鉾の下の層で、歌う少女たち。蝋燭と赤い提灯が、これまた幻想的です。 祇園祭で一番感心したのは、宵山の通りとなっている町屋でその家の屏風を展示していることでした。窓を開けている家、疲れた方はどうぞ縁側で休憩くださいと解放している家、格子窓の向こうに見せている家、屏風を飾った部屋のすぐ奥で家損団欒している家など様々ですが、どれも立派の屏風ばかりで、夜の通りは、さながら一大ギャラリーになっていました。 どこも素敵なお宅で、羨ましくなりました。こんな家に住めたら素敵です。 絢爛豪華な屏風もあれば、墨絵だけの渋いのもありました。 どこの家も照明が立派でした。 このように、祇園祭は、本当に京都の街中が参加していますね。 こちらは、鉾も輝いて綺麗でした。鉾を飾っているのは、おそらく西陣織。美しいです。京都らしい雅な風情です。 今夜は、鉾に乗ることができます。乗るには、家の二階に行ってそこから橋を渡ってのります。 二階で次に鉾に乗るのを待ち人々。上から見るのも綺麗だろうな。すごい行列だったのであきらめましたが・・・。 夜景が撮れるすごいカメラとレンズが欲しいです・・・。 三条通りにあった洒落たカフェ。三条通りは、古い建物を使った洒落た店が多いです。煉瓦の建物も多く、大好きな通り。 遠くに浮かぶ祇園祭の灯 また、いつか来たいなあ。 |
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