2011 01,30 22:15 |
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次は、久しぶりの「馬吉と三之助の」だ。これがまた、ここ最近の落語会では飛びぬけて秀逸の落語会だった。すごーい、ネタ卸しでこのクォリティーは・・・。
馬吉 「棒鱈」
今回の趣向は、互いのネタ交換。馬吉さんの酔っ払いは、三之助師匠に比べるとそれほどグデングデンではなかったね。同じ噺でも演者によって違うものになるのが落語の魅力だよねえ。 ネタ卸しとは思えない、テンポも良く楽しい爆笑落語だった。 三之助 「唐茄子屋政談」 こちらも場内大爆笑。こっちもネタ卸しとは思えぬほどの楽しさに溢れひきこまれたねえ。 この噺は、ペーソスが溢れたいい作品だよね。特に吉原田んぼの場面は、賑やかさと寂しさが交互にフラッシュバックして秀逸。最高に楽しい時間だった。 三之助 「のめる」 仲入りを挟んでこれまた場内大爆笑の「のめる」へ。落語って楽しい、人間って馬鹿だけど愛しい、そんな風に思わせてくる高座だったよ。 恩田えり社中 オンステージ 社中って書いてあったから、また怪しい飛び入りがあるのかなあと思ったら、僕だったよ。最前列で着物姿だったから指名されて、傘でマリを回す曲芸をやらされた。もちろんお囃子は、えり師匠。いい記念になったよ。(笑) えり師匠らしい、茹で玉子のエピソードも大笑い。 馬吉 「真景累ヶ淵-豊志賀の死」 まさかのもう一つネタ卸し。まさかの真冬の怪談。やるねえ、馬吉!夏には、どんな風に出来上がっているのか、また観たいよー。 正直、寿司屋の二階の場面は、もうっちょと不気味で怖いといいねえ。 美青年の新吉は、馬吉さんとだぶっていいんじゃない? これは、今後に期待だね。 終演後、HDRアートモードで三之助師匠もおさえておいたよ。 えり師匠からは、「生き恥」をさらしたお礼にと、記念品いただいた。 そしてまた着物ツーショット。ビバ和服! |
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