2010 12,24 19:38 |
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もうこの映画は、何回観ただろう。多分、小津の映画の中では一番観ている。
何度も観ているのに、毎回惹き込まれる。 娘が嫁に行く。たったそれだけのドラマなのに、エピソードは、日常どこにでも転がっていることなのに、何故にこんなにもドラマッチクで感動的なんだろう。 この映画の原節子の美しさといったらもう世界一。まるで空から舞い降りた天女のよう。 七里ガ浜での自転車の原節子の美しさと、再婚しようとする父親を睨みつける厳しく冷たい美しさの対比もとてもいい。日本映画史上、絶世の美女No.1だ。これは揺ぎない。 この映画はまさに、日本人の心の美しさそのものだ。日本的心の美の結晶と言っていい。 そして、ラストのなんとも言えない場面は、永遠に心の中に焼き付けられる。 栗5つ。なんでもない日常こそが感動的である。 神保町シアターにて。
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