2010 12,20 23:12 |
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自尊、虚栄、嫉妬、裏切り・・・、と人間の負の側面がこれでもかとぶつかりあう。期待していたよりオーソドックスな展開だったけど、ぐいぐいと惹き込まれた。時間軸をばらばらにして再構成されている割りには分かりやすい。
事実に基づいているらしいが、かなり脚色されているんだろうな。主要な登場人物が「モーリス」チックだったよ。 実名で、それも現在進行形どころか最盛期の人間のドラマを作れちゃうところはすごいと思った。 5億人のユーザーを獲得したFacebookの創設者のマーク。この映画だけ観ていると本当の友だちっていないのかな。孤独なのかもね。 映画で一番大事なことは、同時代を反映しているということ。その意味で、まさに「今」を投影しているこの映画は、やっぱり観るしかないでしょ。 圧巻は、オープニングのマークとエリカの二人の会話。この会話にこの映画の全てが、マークの孤独と虚栄が表現されている。この辺り、上手いねえ、フィンチャー。 毎回、新しい映像表現を魅せてくれるフィンチャーだが、今回は、本城直季風のミニチュア・フォーカスを利用したボートのレース・シーンに注目だ。 ラスト・シーンも沁みる。良い出来。 栗4つ。 ソニー・ピクチャーズ本社試写室にて。
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コメント |
この映画、面白かった。深い感動とか涙とかはないんだけど、
アスペルガー症候群っぽい主人公を手加減せず描いているところに関心したなあ。双子は、一人で演じてるらしい。映像表現は抑えめだったのに、そんなところに手をかけてたのか!とびっくり。 【2011/01/1813:43】||のんだくれ#5cfcf98f19[ EDIT? ]
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えー、びっくり、あの双子、一人二役だったの・・・。驚き。
そうね、深い感動とか涙とかないけどね。でも、ラストは、結構、しみじみしちゃったな。 |
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