2005 07,20 22:07 |
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錦糸町の手打ち蕎麦屋のみつまさで 開かれているこの落語会、前からずっと行きたかったのだが、平日の18時という、会社員にはつらい時間の開始だったため、遠い存在であった。(でも、金翔 ちゃんって、この落語会で金時師匠の素晴らしさに開眼し、弟子入りしたんだね。今日、初めて知った。その気持ち、よく分かるよん)
落語会の方は、金太さんが9月に真打昇進が決定したということで、金太さんがトリを取った。 時松 「たらちね」
時松さんの「たらちね」は、何度か聴いているが、なかなか良い。遅れて入ってくる人もいるので、会場がちょっとざわつくが、がんばったね。 金時 「千両みかん」 今 日は、絶対「千両みかん」だと思った。というか、「千両みかん」を聴くつもりで来たので、他の噺をかけたら許さないという心づもりでいたので、ラッキー だった。「抜け雀」しかり、災難に巻き込まれる男の描写は絶妙で、可笑しくもあり、微笑ましくもあり、また表情も良かった。倉庫に詰まれるみかんの木箱の シーンも創造力がかきたてられる。 金太 「大山詣り」 「大山詣り」は、馬鹿げた噺。宿屋の仲居と頭を剃られた熊さんが気づくまでの会話が可笑しかった。こういうのは、映像でなく、観客の創造力の世界で繰り広げられる落語の醍醐味でもあるな。尼さんになった女房たちを障子に穴を開けて覗くところも面白い。 金太さんは、真打昇進で、金也師匠になる。 落 語の後は、手打ち蕎麦を食べるのだ。落語を聴いて、蕎麦とは、なんとも粋じゃありやせんか。江戸の粋だよ。蕎麦にビールもついて、蕎麦湯もついて、お土産 のキリンビール缶もついて、落語が聴けて2500円。破格だ。すごく得した気分。なんと、また抽選でお買い物券も当たる・・・。 一人で行ったので、寂しい思いをするかなあと思ったが、同じテーブルの横浜から来た方々と地元錦糸町の方々と楽しくお話できた。そして、時折Blogを訪問していた江戸ソバリエ霞の会の皆さんと名刺交換ができて、いろんな輪が広がった。皆さん、帰り際に「また、ここで会いましょうね」と言ってくださり、やっぱり落語好きに悪い人は、いないなあと実感。落語は、大人の遊びだね。 落語会の後、金時師匠に誘われちゃった。感激!おまけにご馳走になっちゃった。今度は、僕がご馳走します。ごちそうさまでした&ありがとうございました。 いろんなお話が聴けた。貴重な時間だった。面白かった。 祝真打昇進決定の金太さんも一緒に、楽しい時間を過ごした。やっぱり、今日来て良かったな。 |
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