2005 07,24 22:01 |
|
やっぱり、どうしても観たくて、幕見席で観てきました。舞台は、遠くて花道は、全く見えなかったけど、まあ楽しめました。 鏡を使ったセットは、揺らぎもあり、またマジックミラーの効果も美しく出ていました。伝統に踏ん反りかえらず、こういう新しい試みをすることは、とても重要だと思いますね。 チェンバロなんか鳴り響く、不思議な舞台でした。笑えるところが沢山あって、よくできた喜劇でした。そうそう、歌舞伎って芸術っていうよりは、やっぱり大衆芸能だなって、実感できましたね。まあ、値段は、高いけどね。 <序幕> 幕開きと同時に舞台いっぱいの鏡に観客の姿が映りどよめきが。そして、それがマジック・ミラーになっており、その向こうに散り行く桜の木とチェンバロと歌う少年たち。なんとも美しい幕開けでした。船の難破のシーンも揺らぐ海面の美しさが印象的でした。 <ニ幕> 幕開きと同時に、菊之助の舞。この舞台唯一の長い舞は、この舞台のハイライトですね。 <大詰め> 菊五郎の坊太夫は、本当に芸達者。大いに笑わせてくれます。あと、松緑の安藤も可笑しかったなあ。 「音羽屋」の掛け声が、すごく声が良くて、タイミングの絶妙な方がいました。変な声で間の悪いのもありましたが。こうした声がかかると場も盛り上がりますねえ。 銀座・歌舞伎座にて・・・。 |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |