2009 02,01 16:36 |
|
ブロードウェイで観た舞台は、素晴らしかったけど、この映画の出来はひどい。
もともとたわいの無いストーリーだが、舞台では、生の歌声とダンスに圧倒されるが、映画ではその陳腐なストーリーがそのまま出てしまい、かなりがっかり。 ダンスシーンは、踊る人が増えているだけで、舞台に比べると手抜きでいい加減な振り付け。カメラワークもボロボロで全然迫力が無い。 メリル・ストリープは、まあがんばっていたが、ピアース・ブロスナンの歌の下手さには、呆れて開いた口が塞がらない。ステラン・スカルスガルドの方が甘い声でいい感じだった。 せっかくの素晴らしい舞台をここまで台無しにするなんて唖然呆然。 ただ、アバの曲は、本当に素晴らしいので、目をつぶって音楽だけ聴いている方がいいかも。 映画が終わって、舞台同様のアンコール・シーンが一番楽しかったりする。 この間の「ドリーム・ガールズ」もそうだけど、舞台を映画化したのではなく、単に映像化しただけ。 結局、生の舞台には、かなわないのだね。 「ウエストサイド物語」や「サウンド・オブ・ミュージック」のように、舞台を越える映画を作って欲しいものだ。 栗2つ。映画は、ひどいがアバの音楽があまりに素晴らしいので、おまけ。 ユナイテッドシネマ豊洲 スクリーン8にて。 学芸会の自主制作映画に付き合うのは、つらいのお。 |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |