2009 03,08 16:01 |
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湯島の辺りをぶらぶらしていたら、洒落た庭のあるイタリアン・レストランを見つけた。店内を窓から除いてみると洒落たインテリアで内装や空間が素敵だったので入ってみた。窓は、道に面しているのだが、入り口は庭を入ったその向こうにあり、ちょっと入りにくかったけど・・・。
オーナーシェフの女主人が出てきて、席へ案内してくれた。 僕「メニュー見せていただけますか?」 主「今日は、トマトのパスタです」 日替わりメニューがそうなのかと思い、 僕「あ、それもいただきますが、お腹空いているので、他のメニューも見たいのですが。」 主「今日は、トマトのパスタを食べなさい。それで美味しかったら、また来て、その時は違うものを食べたらいいじゃない。」 僕「ええと、今日はパスタだけ?」 主「今日は、トマトのパスタを作りたいのよ。私の店では、私の作りたいものを作って食べてもらうの。私と感性が会わない人は、来なくていいのよ。」 それで、トマトのパスタを頼んだというか、強制的にそのメニューになった。されど、待てども待てども料理が出てこない。ずいぶん、待ったよなあ。 それでやっと出てきたのがこれ。 予想したものとは、ずいぶん違った。トマトソースベースのパスタなんだけど、いろんなものがのっている。水菜、モッツァレラ・チーズ、大根、シメジ、蚕豆、パプリカなど。どれも手の込んだ味付けがされていた。 主「まずは、混ぜずに上にのっている食材を味わって」 と、それぞれの食材の産地とどうしてそれを使っているかを説明してくれた。 まあ、とにかくこの女主人が喋る、喋る、喋る。 それでまた、他のテーブルの客のところに行っては、 「あなたの家の玄関マット、あれ良くないわー。これに変えるべきよ」と力説している。(ほとんど喧嘩腰) なんでも、本業はインテリア・デザインとブティック経営らしい。レストランの隣は、ブティックだ。 レストランのテーブルや壁には、メニューはなく、インテリア・コーディネートの宣伝ばかりだ。 まあ、料理は美味しかったので、素直に美味しいと言ったら、洋梨のリキュールやデザートのパイをサービスしてくれた。 値段も高くなく、酒の種類も豊富な店だった。でもサービス料を取っていた。女主人のお喋りがサービスなのかしら。 夜もお任せ料理のみだそう。お客の食べたいものは聞いてくれないらしい。 なんか笑っちゃった。 湯島天神のすぐ近く Bar Due という店。 |
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