2005 10,08 18:41 |
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今日は、歌舞伎を観に行ってきました。昨夜、歌舞伎座のホームページからチケットをネットで予約したのですが、本当に便利な世の中ですねえ。
予約したクレジット・カードを歌舞伎座の切符売り場にある機械に入れると、チケットが出てきます。とっても簡単。古典芸能もハイテクなんですね。 本日は、芸術祭十月大歌舞伎の昼の部を観みました。 廓三番叟 傾城千歳太夫 芝雀 新造梅里 亀治郎 太鼓持藤中 翫雀 加賀見山旧錦絵 中老尾上 玉三郎 召使お初 菊之助 剣沢弾正 左團次 局岩藤 菊五郎 今日の目当ては、「賀見山旧錦絵」です。召使が主人の仇を討つという、なんとも日本人好みこの話、主人も家来も敵も皆女ですので、女忠臣蔵とも呼ばれているそうです。女の憎悪、心の動きを全部男が演じるのですから、不思議と言えば、不思議ですが、そこが面白いところでもあります。 それにしても、いくつになっても玉三郎は、素敵です。一挙手一投足が悩ましく艶っぽくそして冷たい美しさがあります。玉三郎演じる中老尾上が自害を決意するまでの表現がとても素晴らしかったです。菊五郎の局も、憎たらしくて最高でした。しかし、声は、おっさんのままでしたけど・・・。菊之助もどうどうとして華がありますなあ。 しかし、3時間近く、あの調子の台詞や歌を聴いていると、かなり集中力を使うので、疲れました。そう、毎日は、観られないですね。まあ、そんなお金は、そもそもありませんが。 |
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