2005 10,23 19:43 |
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本日も行きました、黒門亭。今日も、お客さんいっぱいでした。
小きち 「真田小僧」
今日の前座さんは、さん喬門下の小きちさん。初めて拝見しました。前座なのにまくらが長い、福祉の資格を持っているそうです。 金翔さんの手拭いを使ってました。金翔さんの手拭いは、アルファベットを散りばめたデザインなので、手拭いの紙入が、ブランド品のようでした。 わか馬 「さんま火事」 この方、二つ目でまだお若いと思うのですが、何と言う落ち着きなんでしょう。ちょっと爺臭いですが、それがこの人の魅力でもあります。昨日の話といい、今日といい、場を和ます噺の選び、そして自分のスタイルにしているところが良かったです。 菊生 「蟇の油」 肝心の長口上で二度つかえてしまった。一度は、最初からやり直しました。こんなこともあるんですね。この噺は、そこをすらっと行かないと難しいです。 志ん馬 「干物箱」 厳格な親父と道楽息子が、最高。どちらもとてもいい味でした。なんという雰囲気の方なんでしょう。こんな若旦那、いたんでしょうねえ。 金時 「寝床」 金時師匠の「寝床」を聴くのは、今年三度目です。でも、何度聴いても可笑しいです。これは、金時師匠の重要なレパートリーになるでしょうね。義太夫好きの旦那の悲喜がよく表現されています。人間って、こんな生き物ですね。切なくもあり、可愛くもあり、そこがこの噺には、よく描かれています。 金時師匠ご自身も、義太夫のお稽古に通ってらっしゃるそうですが、披露したくならないのですかね。もう、どこかでやってらっしゃるのかしら。 今日も、楽しく充実した落語を聴けました。 |
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