2010 07,30 15:22 |
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前半のスタンフォード大学で実際に行われている学生への課題とその解決方法が面白い。さすが、優秀な学生たちは、思いもしないソリューションを産み出してくる。チームでのディスカッションにより、さまざまな創造性に富んだアイデアが出てくるところが興味深い。
一方、予想通りの陳腐な回答を持ってくるチームもある。されど、若い頃にこういう講義が受けられたことは、大変に価値があるものだろう。 中盤から後半の筆者の体験に基づくパートは、古くから日本にもある諺「情けは人のためならず」という感じだな。決して、新しい考えではない。ただ、至極うなづける。「世界中に知り合いは50人」だったかな?なるほどそうだよなあと共感できるエピソードも多数だ。 学生が、筆者の言葉に感銘を受けたというものもあり、その言葉は、原語での表現も併記してくれたら良かったのになと思った。 平易な文章で書かれているので、原書で読んでもいいなと思った。確かに若い頃読んだら、もっと日々の生活で、人に優しくできたかも。(笑) これから、人に優しくしみようっと。これまで冷たくしてしまった人、ごめんね。 20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義 ティナ・シーリグ (著), 高遠 裕子 (翻訳) 価格: ¥ 1,470 出版社: 阪急コミュニケーションズ (2010/3/10) ISBN-10: 4484101017 ISBN-13: 978-4484101019 |
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