2010 06,19 21:27 |
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ぎりぎりでも大丈夫だろうと高をくくっていたら、ありゃあ大混雑。みつまさのご主人の隣が空いていたので、一緒に鑑賞させていただく。
始まる頃には、超満員。立ち見も出てたあ。 はら生 「やかん」 仕草や口調が圓丈師匠そっくり。前座にしては動きが仰々しい。 なんか変わっていて面白いかも・・・。 金翔 「初天神」 ついつい子供の描写に目が行ってしまいがちだが、この噺の肝は、父親だね。あれだけ子供に厳しくしてても、やっぱり折れちゃう父親像ってのが今も昔も変わらず可笑しいのだろう。そんなやるせない、でも時に厳しく、そして優しい親父がいい味出てた。 アサダ二世 奇術 赤と黄色の紐の手品、人前でやってみたい。 歌武蔵 漫談 今日は、漫談だけだったけど、今話題の角界の裏話が大爆笑。 権太楼 「代書屋」 高座が明るくなるね。観客をつかむオーラがある。 にゃんこ・金魚 漫才 金魚ちゃんの頭が紫陽花だった。これが噂の梅雨バージョンか・・・。 圓蔵 「道具屋」 正直見ていてつらい。かつての輝きは影を潜め、もうネタはボロボロ。ところどころ何言っているか聞こえないし、話はループするし、とにかくグダグダ。「噺家に定年は無い」なんて言うけど、人間引き際が肝心かもって思ってしまう。 さん生 「親子酒」 まくらの小話が権太楼師匠とかぶった。というか酒の小話は、こちらでやるべきで、「代書屋」でやってしまった権太楼師匠がちょっといじわるに思えたよ。 小円歌 三味線漫談とかっぽれ いつだって素敵、いつだって楽しい、いつだって美しい。 踊りは、もうカッコいいっす。 さん喬 「天狗裁き」 まくらでの小話は、ステレオタイプな見方だなあ。噺家なら普通の人と同じ視点じゃダメだと思う。 以前ほどの魅力が感じられないなあ。慣れちゃったのかなあ。 順子 漫談 ひろしさんが怪我でお休み中なので、漫談と踊りを披露。 例の踊りは、前座のはら生さんと。 白酒 「つる」 完全に時代は、この世代に来ているな。特にこの人は、すごい。 ご隠居がつるの由来を話した後の不思議な言語が面白い。 喜多八 「旅行日記」 この師匠のために書かれたような噺だね。 和楽社中 太神楽曲芸 最近、ちょっとやってみたくなった。(笑) 金時 「かんしゃく」 正味25分くらいだったなあ。もっと聴いていたかったよ。 金時師匠の落語に出てくる登場人物は、みんな活き活きしていて好きだなあ。 笑いが少ない噺だけど、中盤の里帰りする場面は、樋口一葉の小説みたいで好きよ。 |
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