2010 06,09 23:59 |
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三之助さんが披露目と初トリで忙しく、「東京かわら版」にも載ってない、ホームページでも掲載したのは数日前とほとんど宣伝していなかったので、お客さん来るのかなあと思っていたけど随分入っていたので驚いちゃった。おまけに研精会ともかぶってたのにねえ。
初トリどころか、落語会で千葉に茨城に声優学校にと飛び回っていて随分お疲れなご様子の三之助師匠だったよ。 しかし、まあ、毎度のことだけとこの会のまくらは長いね。でも、ここでしか聴けない裏話が楽しみだったりするんだけどね。 三之助 「天災」
僕ほどの三之助ウォッチャーになるとねえ、やっぱりこの日の出来では満足できないなあ。 お疲れのせいもあるけど、展開も台詞回しも冗長でキレが無かった。 三之助 「元犬」 しかし、あれま、ネタ卸で一番不安なはずのこのネタがびっくりするほど良い感じ。 短くモンタージュ技法の様な犬の描写がかえってサブリミナル効果のように脳裏に残って、ご隠居や口入屋からの台詞だけの描写に、妙に場面や姿が浮かぶ。 犬の描写もすごく上手い。とっても可愛い犬で飼いたくなる。 人間が犬の真似をしているのでなく、犬が人間の真似をしているのが本当に良く出ていた。 この人は、やっぱり本当に何をやらせてもそつなくこなすなあ。 三之助 「猫の災難」 こちらも冗長。終始お客をつかみきれていない印象。 完全にまくらが長すぎで、噺に入るタイミングを逃したね。 後半盛り上げたけど、やはりこんなできではもったいないねえ。 「天災」、「猫の災難」とも寄席での出来が素晴らしかったので、ちょっとパワーダウンな印象。まあ、これだけ追っかけて見ていれば、こんな日もあるかな。でも、「元犬」は、もうけもの。 で終演時間が22時を回っていた。 あー、ここも次回から貸してもらえなくなっちゃうと、ちょっと心配に・・・。 大丈夫だったらしいけどね。(笑) 終演時間が遅くなったせいか、みんな早々と帰っちゃって、こじんまりと打上げ。 でも、結局終電・・・。 |
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