2010 06,01 21:29 |
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三之助師匠の鈴本演芸場で初トリの芝居が始まった。国立演芸場での真打披露興行が5月20日に終わり、なんと10日後の6月上席でトリという、びっくりするぐらいのスピード抜擢。ファンとしては嬉しいが、なかなかに平日夜の寄席の集客は厳しいね。お祝いとお祭りのような披露興行とは違い、日常の寄席には、ふらっと前を通った時に入ってみようというそれなりの知名度が必要かもしれない。
されど、実力は折り紙つきの三之助師匠。高座を観てもらえればその素晴らしさは分かるはず。ぜひ、この10日間、たくさんの人に来てほしいのと、僕もがんばってなるべく伺おうと思う。 さて、初日。平日は仕事があるので当然開演には間に合わない。なるべく早めに会社を抜け出し鈴本演芸場へ。 菊志ん 「祇園祭」
途中から。ちょっとご無沙汰だったけど、変わってないなあ風貌とか雰囲気は。 ホームラン 漫才 面白いなあ。パワフルで掛け合いも楽しい。勘太郎さんの方がたにしさんより年下なんだあ。 勘太郎さんが「殺したろか」とたにしさんの首を絞める時の表情がいいわあ。 歌奴 「壷算」 これまでしんみり系な噺を聴く機会が多かったんだけど、あらこういう馬鹿げたものの方がいいなあ。 買物客と店主の掛け合い、表情も楽しく面白かった。 雲助 「代書屋」 まくらの時は、遠くを見つめていて、どこ見てんだこりゃ、ダメなプレゼンだなあって感じなんだけど、ネタに入るともう夢中。何でもない一挙手一投足がもう可笑しくてたまらない。紙を横にずらす仕草がパントマイムみたいで秀逸。代書屋の呆れた目線、能天気な客の表情がもう天下一品だ。 アサダ二世 奇術 今日は、ちゃんとやってましたよ。 扇遊 「一目上がり」 軽~い噺を楽しく、これが寄席の風情だ。 小菊 粋曲 いつも通り艶やか。 三之助 「景清」 披露目とは違う緊張感があったね。堂々としていて、やっぱり寄席のトリってのはいいなあって思った。 というわけで、この芝居は、たくさんの人に観てもらいたいなあ。 披露目とは違うトリの三之助、かっこいいぜ。 三ちゃんのHPに割引チラシがあるので、印刷して持って行くと、木戸銭2800円が2200円になるよ。 http://www.sannosuke.jp/2010/05/10/201006suzumoto.pdf |
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コメント |
行きますよ。
一度は必ず行きます。 【2010/06/0408:47】||か#99c7521761[ EDIT? ]
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ぜひぜひ。
僕は、5日、6日にまた行きます。 できれば、寄席の日の7日と楽日の10日にもねえ。 9日は、日暮里で「三之助をみたかい?」があるので鈴本は休演ですよ。 |
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