2010 02,11 19:37 |
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池袋演芸場から新宿御苑前にある区民ホールへ。池袋から丸の内線で一本だけどぐるーっと周るよねえ。NAHさんから、「副都心線で新宿三丁目に行かれたら?」とのアドバイスのもとなるほど、それだとすごーく近かった。
区民ホールは、450人も入る大きな会場だった。綺麗でびっくり。山崎さんが並んでいたので、一緒に観覧。会場には、福袋にもいたscrap-runawayさんの姿も。(笑) 昇吉 「桃太郎」
前座さん。ひょうひょうとして明るく良い感じなんだけど、前座っぽくない。何度も膝立ちして、ちょっと噺というよりアクション過多。前座のうちは、ちゃんと噺をやるべき。 一凛 「山内一豊 出世の馬揃い」 綺麗。本人も着物も・・・。見惚れた。(笑) でも、ちょっと噛み噛みだったね。緊張してたのかな?でも過去に優勝しているんだって。 談修 「宮戸川」 上手で正攻法。品行方正でしっかりした落語を聴かせる。もうちょっとくすぐりを入れたり、楽しい雰囲気を入れてもいいかなとも思えた。と思ったらサゲで遊びすぎ、それが返って全体の風情を壊した。 金翔 「紙入れ」 この噺は、彼の十八番の一つ。狡賢い年増のおかみさんが怖いくらい色っぽい。いつもは、このおかみさんが強烈すぎるのだが、今日は、新吉のダメ男 ぶりもとても良く出ており、バランスがとっても良かった。今回のメンバーで一番良かったと思う。観客席でのどよめきや笑いも一番多かったし。 才紫 「子ほめ」 この人、声がすごくいい。お面のような可笑しな顔もすごい武器だ。 でも、コンペティションで「子ほめ」はいかに? たけ平 「大師の杵」 これも寄席向きでコンペティションではどうかと思う。 噺の中心は散漫になるし、そもそも笑わせるところが噺の本筋でなく、挿入される関係ないエピソードだ。これでは落語を評価できず、漫談だ。面白いけどね。 朝太 「粗忽の釘」 「お見立て」を持ってくれば、ぶっちぎりの優勝じゃないかと思ったけどね。「粗忽の釘」の主人公の表情も表現も素晴らしいが、そろそろ観慣れてきちゃったので、次なる何かすごいものを期待したいぞよ。 かっぽれ 河のや 梅若寿連 審査中の間の客演。これが楽しかった。ちょっと踊ってみたくなったよ。 後ろで、朝太さんと金翔さんも踊ってくれれば良かったのになあ。 観客の投票で決まる優勝は、談修さんだった。賞金は、20万円。 |
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