2009 11,12 22:44 |
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談幸師匠がトリなので出かける。受付に、松幸さんがいたので挨拶。
最初お客さん、少なかった。ここだけじゃないけど、寄席の夜席ってなんで5時始まりなんだろう?誰に来て欲しいんだろう?演芸場の経営って、ちっ ともお客さん視点じゃないんだよねえ。今日も、仲入り後に入って来る人が多かったよなあ。前座さんとか最初に出る人は、やりにくいと思うよ。 春太 「牛ほめ」
与太郎がクレヨンしんちゃんみたいだった。 吉幸 「時そば」 文句なく面白いよ、この人は。蕎麦を食べる表情も面白く楽しい。 吉幸スタイルを確立している。自分の落語を持っている人だ。 協会の違いを問わず、二つ目では、ずば抜けて良いよ。 志ら乃 「狸札」 あ、この前、方正十番勝負に出ていたな。口調と仕草が談志師匠っぽいんだよなあ。 もっと個性を前面に出した方がいいと思う。 志遊 「蔵前駕籠」 良く言えば真面目な高座、悪く言えばちょっと地味。はじける何かが欲しい。 談之助 (立川流が落語協会脱退の経緯の話) 龍志師匠の代演。毎度、着物が眩しすぎる。 この話も前に聴いたことあるので、ネタなのかしら? 芸としてはあまり好きではないけど、自分のスタンスとポジションが明確なのはいい。 ただの悪口や僻みに思えてしまうこともあるが、芸という観点での指摘は真実をついている。 志の吉 「桃太郎」 金持ちになろうと、市橋容疑者を本気で探していたというまくらが笑った。 飄々としていて面白い。自分のスタイルがある。 口元が齧歯目みたい。子供の表現が楽しい。 談慶 「紙入れ」 設定がいくつか聴きなれているものと違った。 今日は、なんとなーく元気がない感じ。客の反応のせいかもしれないけど。 談幸 「井戸の茶碗」 時間がちょっとおしてたのかなあ。今日は、ちょっと早口だったな。 でも、談幸師匠の清兵衛さんは大好き。百五十両出すところの描写は、たまらなく好き。 お客さんの大半が後方の椅子席に座ってしまうので、演者との空間が空いてしまい一体感が保てず全体的に浮いた印象だったな、今日は。座椅子は、確かに腰が痛くなるけど、できるだけみんな前の方に座って欲しいなあ。 |
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