2009 10,10 23:53 |
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千葉県富里市のお医者さんで開かれる第21回あづま亭富里寄席へ。地域に根ざした素晴らしい落語会だ。
弥助 「ぞろぞろ」
まくらも短く、すうぅと落語へ。じいさんとばあさんのやり取りが微笑ましく、またなんとも味がある。 三之助 「金明竹」 場内大爆笑。前座噺だけど、それだけにとどめておくのはもったいない噺で、やっぱり与太郎が憎めないキャラで活き活きとしていて楽しい。 弥助 「駒長」 これは、昨日の大成果。こういう噺好きだなあ。後半の女房の心変わりが、なんとも近松門左衛門的な展開で染みた。落語って可笑しい中に、こうした人情の機微が描かれるからたまらない。それを上手に魅せる弥助の芸もたまらない。 お客の白髪のおじいさんが「弥助っていい男だなあ」とぼそっと。(笑) 三之助 「粗忽の使者」 前回聴いた時は(まあ場所も場所だったけど)、この噺は、三之助さんにはどうかなあと思ったのだが、今日は、とても面白かった。確実に以前と変化していて、噺は生き物なんだなあと実感。これからこの噺がまたどう変わっていくのかが楽しみだ。 サゲが効いている噺なので、お客さんは大爆笑。 その後、打上げへ。噺家さんに混じってご馳走になってしまい、毎度恐縮。 この日も、弥助さんは、箸を割らず、花ならつぼみ。今日もさけ、さけ・・・。 はじめは無口な弥助さんがだんだんと饒舌に。 なんか真面目な芸談が多かったな。三之助さん、弥助さんのそれぞれの師匠とのエピソードがほろりと染みた。 三之助さん、弥助さんと東京まで電車で帰る。弥助さんあれだけ飲んでまだ飲み足りないのか、駅前の立ち飲みや行きたがる。行ってみたらもう閉店で、コンビニに行き酒を買い込み車中も飲んだくれ。(笑) |
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