2008 10,13 18:15 |
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こちらは常設展示の企画室でやっていた展覧会。江戸東京博物館は、建物は立派だが、展示はかなりしょぼい。特に江戸時代の展示は、作り物のジオラマか複製 ばかり。でかでかと展示してある煌びやかな屏風も複製で、本物は出光美術館にあったりする。江戸の展示は子供だましだが、大正・昭和の展示はなかなかに興 味深い。
さて、浅草。もしタイムマシンができたら真っ先に行ってみたいのが大正時代や昭和初期の浅草だ。12階が聳え、富士山もどきの展望台もあり、オペ ラの劇場があり、映画館がひしめき、エノケンの舞台が観られる、なんというパラダイスだったのだろう。ひょうたん池があり動物園だった花やしきがあり、戦 争で燃える前の浅草寺があり、ああどんな光景だったのだろうなあ。 そんな時代の展示が写真や絵、各種の資料でよみがえる。今は無き劇場のパンフレット、月刊エノケンなんかもあり、もう夢中になって見ちゃった。 さすがに電気館や浅草国際劇場は、入ったことがないけど、学生の頃までは、東京クラブや常盤座は健在だったんだよなあ。あの頃の浅草が懐かしい。 浅草今昔展 ~11月16日(日) 江戸東京博物館 |
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