2009 09,23 22:11 |
|||
大島渚の作品で初めて観たのがこの作品だ。独特の映像美と抑えた色調のカラーフィルムが強烈。また、初めて観た時は、とても怖かった。
リアルタイムで「戦場のメリークリスマス」を観た時、これがあのすごい「愛の亡霊」と同じ監督作品なのかとひどくがっかりした。それくらいこの映画は、良い。 田村高廣の幽霊は、すごく怖い。吉行和子や藤竜也の肉体美も綺麗。ああ、若かったのねえ。 武満徹の音楽がこれまた身勝手な人間の心情をかき乱す。 恋しあう男女、邪魔なやつは殺しちぇ、いつの時代も変わらんなあ。ただ、この映画は、ちょっと藤竜也役の男が身勝手過ぎて、感情移入はできないね。 川谷拓三も懐かしかった。 栗4つ。銀座シネパトス2にて。
|
|||
コメント |
コメント投稿 |
|