2005 12,11 12:52 |
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「プーシキン美術館展」をそうそうに切り上げ、東京藝術大学美術館の「吉村順三建築展」へ。 こちらは、一転、静かな空間での落ち着いた展覧会だ。若い建築家志望(?)の人が熱心に製図を追っていたりして、なんともいい雰囲気。館内は、主に写真と模型と映像とで構成されており、また流れにそってゆっくりと鑑賞することができる。 吉 村順三の建築の特徴は、「調和」だと思う。周りの自然や環境と本当に上手く調和している。まるで、初めからそこにあったような、自然の方で吉村の建物が建 つのを待っていたような、そんな気すらする。自然と建築の調和と融合、そう、まさに両者が溶け合っている。自分の建築のことしか考えず周りと調和しない磯 崎新にこの展示会を見せてやりたい。あ、あと、姉歯建築士みたいな人にね。姉歯を建築士と呼んでは行けないね。 目だけなく、心も潤される、そんな展覧会だった。 |
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