2009 09,09 15:51 |
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ホーエンシュヴァンガウ城より遥かに高台にあるノイシュヴァンシュタイン城へは、歩いて40分の登り道か、バスまたは馬車で向かう。この日は、ちょっと暖 かかったのと、ホーエンシュヴァンガウ城の見学が随分時間がかかったためバスを利用する。しかし、バスに乗るにかなりの行列だった。夏のオンシーズン時 は、相当時間に余裕を持っておかないとツアー開始時刻に間に合わないことも。 高台にあるので途中の眺めも本当に素晴らしい。森と湖と家々の町並みには、ため息がでる。そして、ここに行ったことがある人も、ガイドブックも、最も美しいノイシュヴァンシュタイン城の眺めと語るマリエン橋へ向かう。 一瞬、目を疑った。城が崩れている? いや、壁面が大修復中だ。なんという無残な姿。思わず、へなへなと腰がくだけたよ。全く、この修復いつまでやるんだろう。また見に来なくちゃ。 さて、ツアーは、やはり英語ガイドのパーティーが人が多い。今度のガイドは、若い人で冗談一つ言わず、見学者の質問に答えず、棒読みみたいでお化け屋敷の案内人みたいに顔色悪く、声色も不気味でちょっと怖かったなあ。 ノイシュヴァンシュタイン城は、思ったより小さく感じだ。そりゃ、山の上に立つ城としては大きいのだけど、ヴェルサイユとか見ちゃうとねえ、やっぱり小さく感じちゃう。 それでもワーグーナーのオペラを現実の世界に再生したような作りは、これぞロマンと空想力の結集という感じ。また、当時の最新技術を取り入れた照明や電話、調理器具には、今でもそのまま使っても贅沢と思えるほどすごかった。 城には、広い中庭があって、ここに城で一番大きい塔を建設する予定だったらしく、基礎部分だけが残っていた。 膨大な国費を使って、自分の夢の世界を実現する、なんともすごいけどちょっと現実離れしちゃったのかな。それでもこのワーグーナーの世界は、一見の価値あり。 ここも城内は、撮影禁止。 |
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