2009 09,07 12:08 |
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フュッセンからバスで40分ほど。のどかな牧草地に立つ外観からはなんの変哲も無い教会。でもここが世界遺産なのだ。 この教会の世界遺産たる所以は、内部にある。ヨーロッパ随一というロココ装飾が、まあ絢爛豪華に広がっているのだ。もともとは、農夫がもらい受けた木造の「鞭打たれるキリスト像」が涙を流し、それを一目見ようと次々に集まってくる巡礼者のために建てられた教会だそうだ。 確かに内部の装飾が美しい天井画は、すごいのだけど、正直「これが世界遺産?」という印象だった。これなら、平泉の中尊寺の金色堂の方がいいと思うけどなあ。まあ世界遺産は、建物の良し悪しよりその意味付けも重要視されるからなのだね。 これが鞭打たれる木造のキリスト像。 僕は、内部よりこの牧歌的な風情の中の佇まいが好きだよ。遠くに見える山々の稜線も美しかったしね。 |
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