2009 09,04 17:57 |
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ピナコテークとは、絵画館の意味で、ミュンヘンには大きなピナコテークが3つある。
アルテ・ピナコテーク アルテは、古いという意味で、ここには、中世からバロック期の絵画が陳列してある。有名な「ポンパドゥール夫人の肖像画」やブリューゲルの「怠け者の天 国」、ラファエロの「カニジャーニの聖家族」などがあったが、なんとなく全体的には、他のヨーロッパ都市の美術館に比べると地味で渋いコレクションだ。 それでも、ルーベンスの部屋には、圧倒された。ミュンヘンにもこんなにあったのねえ。 閉室された部屋もあったが、かなり広い。 アルテ・ピナコテークは、建物自体が美術品だ。 ノイエ・ピナコテーク ノイエは、新しいという意味で、ここには、18世紀後半から20世紀の絵画が収蔵されている。 この部屋の展示は、風景画がまるで窓の外の本物みたいだった。 前半は、馴染みの無い画家の作品が多かったが、後半、モネ、ゴッホ、マネなどの印象派やクリムトやセガンティーニの作品があった。とても空いていたのでゆっくり観ることができた。 ピナコテーク・デア・モデルネ ここは、現代美術館。建物もモダンで明るい雰囲気だ。 時間がなかったので、地下の20世紀のデザインの展示を観た。車や家具、家電など現代製品の秀逸なデザインのものがたくさん置かれていた。 ニューヨークのMOMAにも展示されているけど、ここにもThinkPadがあった。ニューヨークよりもたくさん展示されていた。 リチャード・サッパーに並んで、Kazuhiko Yamazakiの名前も・・・。知っている人だ。仕事も一緒にしたことがある。美術館に名前があるなんて、かっこいいなあ。 |
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