2009 08,02 23:22 |
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いろんなことに造詣が深い三之助さん。殊にウイスキーとなるとその知識たるや驚くものがある。そんな三之助さんが、普段落語会に来てくれるお客さんと一緒にサントリーの白州蒸留所に行きたいと常々言っていたので、今回、私ツアーコンダクターを勤めさせていただいた。
8月2日、予想通りの曇天の空模様の中、新宿駅に集合。さすが大人の遠足、遅刻者無し。あずさ55号で、いざ出発。車内で、今回の参加者限定の「旅のしおり」を配布した。 山梨に向かうにともなって、車窓は雨、雨、雨。まあ、それも想定の範囲内。車中、すでに三之助さんのウイスキー薀蓄が止まらない。 新宿駅から参加は、6人。小淵沢駅で、2名合流し、お二人の車に乗せていただき、いざ白州蒸留所へ。白州に着いてから、先行出発組みの3名とと合流。今回のツアー参加者11名全員集合。 着いてから、ガイドコースの予約をして、サントリー白州の中のレストラン「ホワイトテラス」で昼食。この頃には、雨は止み、涼しい森のテラスでのランチは、良い気分だ。スモークされたチーズや鴨、サーモンなどを皆でシェア。 僕は、鱒のフライとポークハムを食べた。 その後、ガイドツアーが始まるまで敷地内のウイスキー博物館へ。ウイスキーの歴史を学ぶ。学ぶ。学んだよね?大人の遠足だから。 それから、ウイスキーができるまでの見学コースへ。 仕込み。 発酵。 蒸留。 貯蔵庫は、撮影不可だった。ものすごい大きな貯蔵庫にいったいいくつあるんだろうという樽、樽、樽。ウイスキーの原酒が詰められた年が樽に書かれていた。一番古いのは、1973年だったかな。貯蔵庫の中は、ものすごいウイスキーの香りで、お酒の苦手な人は、ここに入っただけで酔ってしまうらしい。 こちらは、リチャー。ウイスキー熟成に使われた樽は、職人の手により新しく生まれ変わる。内部を燃やすんだねえ。 そして、お楽しみ試飲コーナー。まずは、白州12年のハイボールをいただく。夏には、涼しげで喉ごし爽やかだね。お酒の飲めない人は、南アルプス天然水となっちゃんオレンジ・ジュースが楽しめたよ。 続いて、南アルプス天然水のボトリング工場へ。ここも撮影禁止。先ほどのウイスキー工場と違い、動きのある見学コースだった。 そしてこちらもガイドツアー後、試飲。軟水の南アルプス天然水と硬水のヴィッテルの飲み比べがあった。それからまたウイスキーの試飲だ。 そしてさらに、有料試飲コーナーへ。みんな飲む、飲む、飲む(笑) 有料試飲は、全て同じ量なのに、ものによって1杯100円から2300円。なんとその差23倍。三之助さん、迷いもなく2300円のばかり飲んでいた。 僕も三之助さんに薦められて、響30年 2300円をいただいた。ほんのちょっとだけど、もう鼻から喉、そして胸にまで抜ける芳醇な香り。そして、口に含んだ時のなんとも言えぬまろやかな味は、驚愕と言っても過言でないほど美味しいものだった。ウイスキーってこんなにも美味しいものだったんだねえ。驚き。東京では、この値段では飲めないそうだ。 さて有料試飲を楽しんだ後、夕食。何時に終わるか分からなかったので特に予約もしていなかったのだが、これが目星を付けていた店がことごとく満杯。ネット で調べたり、白州のお姉さんに聞いたりしてなんとか、すぐ近くのサントリー神宮レストラン(勝手にサントリーって使われているらしい)という店に電話した ら、入れるとのこと。早速、車で移動した。着いてみるとすごく大きな店、ガラス張りの店内は、怪しく時代がついた風情でちょっと不気味。おまけに日曜の夕 食時に一人もお客がいないの。 あまりに怪しすぎたので、地元民のアドバイスにより、別の店へ。 やってきたのは、お隣長野県。カントリーキッチンというロッジ風の洒落たお店。さっきの店とは大違い。近所の別荘の家族連れという、どことなくセレブな風情だ。 でもテラス席しか空いていなく、ちょっと寒かったす。 サラダ そしてドイツビール。ちょっと寒かったけど、これ美味しかった。 ガーリックステーキ 食べていると、だんだん外は暗くなり、靄も出てきて、ちょっとホラー映画な雰囲気に。そこへ豪雨。でも、今回の三之助さん、上手に雨をコントロールし、一度も傘をさすことなくすんだ。 夜は、結構寒くなり、店が用意したひざ掛けに包まったりして、雨が止むのを待つ。 それから、小淵沢駅まで送っていただき、帰りは、スーパーあずさで東京へ。三之助さんは、疲れてすぐ寝ていたよ。(笑) |
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