2009 08,01 19:50 |
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長いとは感じなかった。イタリアの子役がすごく上手。
長時間の映画だが、並行する物語や人物を丁寧に描くには、それでも足りない印象。 この監督の映画は、何を撮ろうと結局のところ白人に虐げられた黒人という図式が嫌味なくらい入っていて、まあ気持ちは分かるけど、それが前面に出てしまうとなんか興醒め。 大好きなオメロ・アントヌッティが出ていて、どうしても「サン・ロレンツォの夜」とか初期タヴィアーニの名作を思い出してしまい、それと比較してしまうと、なんともアメリカ的なエンターテイメントにまとまってしまうラストのお涙頂戴も、これまた興醒めだ。 まあ、素直にお涙頂戴でよろしいかと。 でも、昔のタヴィアーニ兄弟の映画が見たくなったよ。「グッドモーニング・バビロン」より前のやつね。この「グッドモーニング・・・」以降は好かん。 この作品で幕を閉じるテアトルタイムズスクエアにて。 栗3つ。 テアトルタイムズスクエアのさよなら上映のラインアップは、すごいよ。 http:// |
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