2009 07,09 23:53 |
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ぎりぎり開演までに間に合った・・・と思ったらすでに前座さんの途中だった。最後列に座る。
志ん坊 「手紙無筆」 途中から。 扇里 「持参金」 今日は、そんなに気持ち悪くなかった。 市楽 「鮫講釈」 がんばっているとは思うけど、講釈もので魅了されたことは一度もない。(他の噺家さんでも) 良く言えたね、とは思うけど、すごいとは思わない。また面白いとも思えない。 一之輔 「お化け長屋」 うーん、やっぱりこの人はすごい。前の3人とは全く違う。まあ上と比べるのは、一之輔さんに失礼だが、高座に華があるというか、同じ舞台なのにこ うも違うものかと圧巻である。また、こうした噺は、すごく上手い。噺についていくのがやっとの某噺家とは違い、まるで噺を自分の掌で転がしているようで、 縦横無尽の一之輔ワールドという感じだ。まあ、ちょっと後半、大げさ過ぎるきらいはあるが、一之輔は、やはり別格だねえ。 小駒 「たがや」 もっと強烈な個性が欲しいところ。 こみち 「お見立て」 堂々としていて、まくらも上手。誰かさんに似て最近長くなってきた。 チャレンジ精神が旺盛で、前向きな姿勢に好感が持てる。好き嫌いは別として、こみちの世界を持っている。これは、すごく重要。だから客が付くのだ。 難を言えば、登場人物のパターンが決まってきている。性格俳優のような、まだ見たことのない人物設定も期待したい。 現代風な花魁像が色気が無かった。もっと情緒や艶が欲しい。こみちさんは、男っぽいなあ。(笑) こみちに期待する客が集まり、それに応えている、そんな高座だった。 |
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