2005 12,30 19:40 |
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さて、映画の方は、テレビ・ドキュメンタリーでなんと3時間30、一部と二部の一挙鑑賞という訳。内容は、デビューからブーイングのライブの1966年までで、ちょっとがっかり。その後から現在までのボブのことも知りたかった・・・。 し かし、噂には、聞いていたが、コンサートであんなにブーイングされているのに驚いた。好きな歌手のコンサートに来て、ブーイングってちょっと信じられな かった。それは、さておき、大音響で聴くライブの「ライク・ア・ローリング・ストーン」には、大興奮してしまった。やっぱり、ボブの曲はすごい。 いろんな人が登場してくるが、スージー・ロトロには驚いた。あとは、ジョーン・バエズが今もかっこよくて、素敵だった。ジョニー・キャッシュも渋い。 僕は、ボブ・ディランの大ファンなので、3時間越える映像を大いに楽しめたが、彼のファンでないと、観てもあまり面白くないかも。 ブーイングの後に歌うディランの曲の詞が、観客のブーイングに対して反論している内容になっていて興味深いかった。 彼は、稀代のメロディー・メイカーでもあるが、ロック界の最大の詩人とも言える。彼の詞は、脳味噌を突き刺し、魂を揺さぶる。どうせなら、英文そのまま字幕にしてくればいいが、親切に日本語字幕になっていた。詞は、翻訳した時点で死んでしまう。 ボブ・ディランのファンは、必見。大画面、大音響で体験するには、渋谷でなく、吉祥寺で。吉祥寺の大きな劇場(バウス1)で観られるのは、1月13日まで。 吉祥寺・バウスシアター1にて。 栗3つ。ディランは、大好きだけど、ドキュメンタリーとしては平凡。それにしても、年をとっても、ディランは、かっこいい。 |
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