2009 06,13 17:18 |
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楽しみにしていた小三治一門会、昼夜鑑賞したけど、あまりの楽しさに全く疲れなし。昼は、NAHさん、政之助さん、ぷーぞさんと一緒に観覧。近くの席にラッキーさん夫妻も。これは、三之助をみたかいやBAR三之助の時にチケットを買った皆さんだ。(笑)
こみち 「権助魚」 今日は、前座さん的な役回りを。それでも堂々としていて、きちんと努める。 ろべえ 「たけのこ」 いつもはグダグダの印象があり、自分のスタイルも決まってなく散漫な印象を持っていたが、今日は、良い出来だった。体始終小刻みに震えていたのが気になったが、師匠が得意そうなネタを上手に継承していた。 〆治 「薮入り」 小三治十八番に挑むということでこの噺。現代では、あまりピンとこない設定だけど、やっぱりちょっとウルウルしちゃうねえ。しかし、総領弟子なのに、師匠がいるとちょっと萎縮しちゃう感じが見てとれた。もっと一門を率いるリーダーとしても風格がほしいなあ。 特別企画「小三治にモノ申す」 三三の司会に、ろべえ、〆治、小里ん、はん治、三之助、こみちがモノ申す企画。もうこれ腹から内臓が飛び出すかと思うほどの場内大爆笑だった。ろ べえさんの「師匠は、楽屋で僕のことを『おい』って呼びますが、名前はご存知でしょうか」の問いに、小三師匠が「顔は知っています」と答えたのが面白かっ たねえ。 〆治師匠はじめ、みなの緊張する顔、ちょっとピリピリした雰囲気もあったけど、そこは小三治師匠、話術で和まさせる手腕はすごい。 普段の寄席や落語会では分からない、いろんな話が聞けて楽しかったなあ。 はん治 「ぼやき酒屋」 これは、何度聞いても笑ってしまう。はん治師匠の脚色が秀逸な一作だ。 新しい歌の部分が省かれていて残念だった。最近は、何を歌っているのかなあ。 世津子 手品 いつも通り。 小三治 「青菜」 「小三治にモノ申す」で散々喋ったので、まくらもなくネタへ。でも、たっぷり噺が聴けて、個人的には大満足。涼しげな前半と暑苦しい後半の対比も素晴らしく、また台詞の一つ一つに味わいがある。現代落語界の最高峰、これは間違いない。 終演後、NAHさん、政之助、ぷーぞさんと軽く飲む。 有楽町のニュートーキョーの地下のイタリアンバーに入ったのだけど、なんかファミレスみたいなところだったなあ。ここは、その昔、ニュー東宝シネマ2という映画館だったんだよねえ。 |
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