2006 01,09 20:10 |
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松竹110周年の記念上映のアンコールにて。この映画、僕が子供の頃は、しょっちゅうテレビでやっていた記憶があるけれど、通して観たことは、なかった。
3部作に及ぶ長編の総集編だ。空襲の夜、数寄屋橋の上で半年後にここで会いましょうと名も告げず分かれた二人、しかし、次から次へと起こる出来事にすれ違い、なかなか二人は、一緒になれない。 話は、さておき、見るべきは、東京、北海道、九州の美しい当時の日本の風景だ。お話の方は、いまとなっては、やはり古い。不幸で泣き濡れ、耐え忍ぶ女性なんて、今や探すのが難しい。 同じ東京とは、思えぬ銀座の姿に、懐かしいやら悲しいやら・・・。ラストがいまいち。僕だったら、二人を結び付けないなあ。最後も夜の数寄屋橋のシーンにしたい感じ。そこで、決め台詞「君の名は・・・」、なんてね。 美しかった日本の風景に懐かしむ、栗3つ。 銀座シネパトスにて。 |
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