2006 01,15 22:55 |
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これぞ映画、これこそ大画面で観るべき映画の中の映画だ。今なら、新宿テアトルタイムズスクエアの大スクリーンで観られるチャンス。 4時間という上映時間が、本当にあっと言う間。何度も観ているのに、面白く惹きこまれる。そして、なんとも素晴らしい構図に溜息が出る。 初めて観たのは、中学生の時、建て直す前の丸の内ピカデリーだった。その時もあまりの面白さ、映画らしい迫力と演出に圧倒された。 初公開は、1939年。第二次世界大戦に突入する年だっため、日本での公開は、戦後だった。つまり、アシュレイ役のレスリー・ハワードは、戦死していたため故人だったのだ。 ビビアン・リーは、一番最後に決まったキャストにも関わらず、まるで彼女のために書かれた脚本のような当たり役だった。女の純愛、狡猾さ、弱さ、強さ、可愛さ、全てを表現し圧巻である。 映 画的な見所は、前半に多い。豪華な舞踏会、南北戦争の犠牲者のエキストラのシーン、有名なアトランタの炎上には、今でも驚嘆してしまう。これは、絶対大画 面で観たい。後半は、一転、ドラマが主軸になり、すれ違いの愛が描かれる。本当の愛とは、このようになかなか気づかぬものなのか・・・。 気になったのは、字幕。やはり、言語の台詞の面白さが活かしきれていない。ある程度英語が分かるなら、字幕は、無視した方がいい。それほど、難しい英語ではないので。 何度観ても、ラストシーンの名台詞とシルエットの構図には、鳥肌が立つ。本当に、夢のような時間、こういう映画、もう作れないんだろうなあ。 栗5つ。 新宿テアトルタイムズスクエアにて。
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