2006 01,24 21:53 |
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原題は、「North Country」。実話に基づく映画化。1989年のミネソタ州の炭鉱での話で、同郷のボブ・ディランの歌が随所に織り込まれ、それはいい感じ。
さ て、お話は、こうなるかなあと思うと、その通りに展開する。実話だから、しょうがないと言えばそれまでだが、映画の出来としては、普通。また、過去に、 「ノーマ・レイ」とか「エリン・ブロコビッチ」とか、既にこの手の題材で良い映画があるので、何を今さらという感じが否めない。 以前、女性が男性の職場を侵食しているというドキュメンタリーを観たが、それは、両方の視点から描けていて興味深かったが、この映画は、女性の視点からだけのみ描かれているのでつまらない。 映画にあるようなセクシャル・ハラスメントは、男の問題というより、その程度の人間なんじゃないのという気もしないでもないが、閉鎖された世界で、それをもみ消す企業の体制は、批判されてしかるべき。 ただ、映画としては、何故今この題材? 今さら何なの? と思えてしまう。 演技も、主役のセロンといつもながら度肝抜く迫力のマクドーマンド以外、観るべきものがない。話がいまいちでも、俳優人の演技が素晴らしいと映画は、鑑賞に耐えうるのだが・・・。 なんと、公開1週目にて打ち切りが決定。東劇に移って続映は、されるようだが、メインの映画館で週末にかかるのが一回のみという、興行的には、寂しい結果となった。 栗二つ。まあ、最後まで飽きずに観られる。暇つぶしには、なる。 女性は、感じ方が違うかも・・・。 サロンパス丸の内ルーブルにて・・・。 ロビーには、久光製品でいっぱい。 サロンパスの匂いでスースーする。(嘘) |
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