2006 02,02 21:18 |
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たんたんと落語のスケジュールもこなしているのだ。今日は、志ん馬師匠の独演会へ。会場は、満席立ち見ぎゅうぎゅう。志ん馬師匠も言っていたが、「この会、これ以上人来なくていいね。次回は、限定にしよう。」だと・・・。
左吉 「子ほめ」 今日の前座さん。左橋師匠のお弟子さんだそうで。31歳で子持ち、がんばれ! 志ん馬 「抜け雀」 ネタおろし。途中ちょっとつっかえたりしたが、仕草、表情、しなやかな身振り、独特の風格に惹きこまれる。 U字工事 漫才 爆笑、爆笑、大爆笑。栃木弁漫才のパワー炸裂。こんな面白い若手コンビがいたのだね。年配の客層も笑いの渦に巻き込んでいた。すごい! 淀みない喋り、突っ込みとボケの絶妙な駆け引き、漫才もいいし、ミニ・コントも大爆笑だった。また、このコンビの漫才を観たいな。 志ん馬 「明烏」 志ん馬師匠の「明烏」は、以前にも聴いたことがあるが、これは彼の十八番と言っていい。ある意味、志ん朝師匠の色気とか艶とかを受け継いでいるのは、この人かもしれない。(もともとは、先代の志ん馬師匠のお弟子さんだけれども・・・) 登 場人物の一人一人が本当によく演じ分けられている。もてなかった親父に、「モテる呪文を教えてほしい」には、爆笑。時事ネタをさらりと入れるところが憎 い。くすぐりもこれくらがい絶妙。あまりに入れすぎるの噺自体が壊れ見えなくなる。いやはや、志ん馬師匠は、本当に魅力的な酔いどれ噺家だ。 |
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