2006 02,11 20:35 |
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夜席の黒門亭に行ったのだけれど、なんとなく消化不良気味。お目当ての金時師匠は、いつものように素晴らしかったのだけど、今日は、目的は達成できなくて・・・。
章五 「権助芝居」
今日の前座さん。前座が、章五さんだとすごく嬉しい。得した気分。何度も書いているが、章五さんは、素晴らしい。前座で一番上手いと思う。正直、この人より下手な二つ目もたくさんいる。将来が非常に楽しみ。表情といい、目配せといい、なんとも心憎い技があるね。 小権太 「幇間腹」 多分、初めて拝見するかなあ。若々しく元気があっていい感じ。幇間という職業は、現代人には、なかなか想像しにくいが、落語の登場人物としては、この上なく適当だ。しかし、それだけに、幇間を演ずるのは、難しい。この話は、年輪を重ねた方がいいのかも。 藤兵衛 「鼠穴」 今 日の悲劇は、これ。実は、今日、金時師匠に密かにこの「鼠穴」をリクエストしていたの。金時師匠にこの間あった時、必ずやるからって言っていたの で・・・。そしたら、藤兵衛さんが、この話に入ったので、一瞬、「嘘っ」て心の中で叫んでしまった。僕は、藤兵衛師匠も大好きなので、まあそれはそれで良 いのだけれど、今日は、金時師匠の「鼠穴」を聴くつもりで来ていたので、少しばかりショックを受けてしまい、全然噺に集中できなかった。まあ、こんなこと もあるよね。先に出てやったもの勝ちだからねえ。 つくし 「年下の男の子」 今日の紅一点、新作という意味でも今夜のアクセントになっていた。でも、ついこの間、聴いたばかりの話だったので、ちょっと残念。他の噺が聴きたかったな。ま、僕がしょっちゅう寄席に通いすぎなのだから、しょうがないけどね。 金時 「一人酒盛り」 と いう訳で、本来の目的を達成できず、金時師匠は、別の噺を・・・。ああ、やっぱり金時師匠の「鼠穴」聴きたかったなあ。これは、季節物だから、この冬は、 もう無理だなあ。今月はもう、金時師匠の落語会ないもんなあ。来月は、もう春だし。この噺は、リクエストできないねえ。また、次の冬を待たねばならんのね え。うーん、すごく残念。 で、かかった噺が「一人酒盛り」。金時師匠のこの噺を聴くのは二度目。金時師匠の酔っ払いは、大好きなのだけど、心の奥底では、「鼠穴、鼠穴」と念仏していたかなあ。 ま、金時師匠の落語が聴ければ、ネタは何でもいいんだけどね、僕は。終演後、笑いながら「先にやられちゃったよ」と金時師匠・・・。 あ、そうそう、昨日に引き続き、今日もチョコレート配ってた。バレンタインデーの企画だそうで、本当は、昨日だけだったらしいけど、「余ったから」って笑いながらまくらで言っていた。 |
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