2006 02,25 19:13 |
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子供のための童話を大人になった人の想像力で映画化してしまった駄作。こういうのは、映画化せずに、本を読んで自身のイマジネーションの世界を作った方が 絶対いい。結局、大人になってからのファンタジーの想像力は、なんか陳腐で(キャラクターがロード・オブ・ザ・リングと酷似しすぎ)鑑賞に耐えない。本か ら得られるイマジネーションに映像は勝てないという良い見本だ。
ストーリーもお子様向けで、大人の鑑賞に耐えうるものではない。では、お子様に勧めるかというと、原作を読んで、自分なりの世界を創ったほうが、よっぽど素晴らしい情操教育になるだろう。 そ れでも前半は、なかなか良い出来。結局、対決かよっとお決まりの展開になる後半は、目も当てられない恥ずかしさ。「ロード・オブ・ザ・リング」ってくだら ないなあと思っていたけど、「ナルニア国」を観ると、やっぱりあちらはお金がかかっていたんだなあと実感。戦闘シーンもセットも、ナルニアは、ちゃっち い。 それにしても、何でこの子供たちじゃなきゃいけなかったのが、皆目分からん。結局活躍するのは、子供たちじゃなくてライオンだし。 カピバラだと思っていたのは、実は、ビーバーだった。 栗2つ。お暇な人は、どうぞ。 丸の内ピカデリー1にて。 |
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