2006 03,03 23:32 |
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三之助さんが黒門亭とこちらの会の両方に出ていて、どちらに行こうか迷ったのだけど、落語会の順番からこちらが後だろうとふみ、こっちにした。今日は、三之助さんにサインもらおうと思っていたので・・・。
相変わらずぎゅうぎゅう満席の会場は、結構暑かった。汗かいた。 春夢 「たらちね」
このところ前座は、ずっと春夢さんだ。10月に二つ目昇進が決まったそうで。おめでとう。芸協は、4年も前座をするそうで、どうりでお上手。 小駒 「花色木綿」 明るく良い感じ。この人の爽やかな人格が出ていた。すごみとか違った側面も見てみたい。 一之輔 「雛鍔」 一 之輔さんの落語には、本当に惚れ惚れする。まくらの子供の表情もとても良かった。本題の「雛鍔」の父と子の描写も最高で、特に、父親が気配を感じ振り返り 際に言う「お前は忍者か」の台詞の描写は、父親の表現で子供の姿を上手く描写していてすごい演出。父親が妻に羊羹の出し方を指図する描写も最高。この人 は、もう文句無くすごい。怖いくらい素晴らしい。本当に惹きこまれる。 遊馬 「長屋の花見」 すごく痩せていて驚いた。本当にあまりに痩せていて、ちょっと引いてしまった。 ネタは、楽しくテンポもあった。今日は、誰かがこの噺をかけるだろうと予想していたよん。でも、遊馬さんは、太っている方が貫禄あっていいなあ。 三之助 「浮世床」 んで、我らが三之助さんの登場。今日、主任かと思っていたら違った。 師匠ゆずりの楽しいまくらは、やっぱり本の話に。本が売れていて、かなりご機嫌のご様子。 三之助さんの「浮世床」は、前にも聴いたことがあるが、とてもいい。ネタの内容は、知っているのに、夢でなく現実のように話すその表現力に惹きこまれた。掛け声とその後のお茶屋での描写がとってもよく楽しい。 扇里 「明烏」 噺 家さんのことを悪く書くのは、とっても気が引けるのだが、今日は、ちょっと書かざるをえない。扇里さんの「明烏」は、客の前に出していいほどこなれていな い。大学の落研以下の出来だ。お金をとって客の前でやるには、あまりにレベルが低く、プロとして許されない。もっとがんばってほしい。 「明烏」は、傑作中の傑作。志ん朝師匠への冒涜だね、今日の出来では。 ファンの方には、申し訳ないが、プロとして今日の出来では、あまりに恥ずかしい。 会の後、三之助さんの著作「オールフライトニッポン」にサインしてもらう。今日のもう一つの目的達成。三之助さんありがとね。 そうそう、今日は、抽選当たった。グレープフルーツと文旦をかけあわせたメロ・ゴールドをいただいた。みずみずしく甘い。美味しくいただいたよ。 |
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