2008 11,15 20:48 |
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「フローズン・タイム」の奇才ショーン・エリスの新作は、ホラー。映像やプロットは、なかなか見事。鏡やスローモーション、カメラ・アングルや音楽など、唸らせるほどすごい。
ただ、どんでん返しは、途中で多くの観客が気づいてしまうだろう。鏡とX線のレントゲン写真が味噌で、オープニング・シーンにこの映画の秘密の全てがある。それをずっと覚えていると途中で、「あ、そうか」と気づく。 ただ、この恐怖の根本が何かは、映画は答を出さない。この辺がハリウッドとヨーロッパ映画の違いか。 映像やプロットは、面白く、また忍び寄る恐怖の演出はなかなかだ。もう一ひねりあったら、傑作になっていたかもしれない。 今後に大いに期待できる。新しい才能だ。 テアトルタイムズスクエアにて。 栗3つ。
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