2006 03,11 23:30 |
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「これは、ホラーでなく実話である」というキャッチ・フレーズの通り、この映画は、ホラー映画ではない。もちろん、おどろおどろしいシーンは、満載なのだが、中心は、悪魔が存在するかどうかを扱った法廷劇だ。
娯楽映画として、とてもよく出来ていている。ローラ・リニー扮する弁護士は、とっても良いのだが、検事役がステレオタイプ的でつまらない。 悪魔は、存在するか、それを扱った裁判ということで、脚本は、とっても良く出来ているのに、演出力が足りない。せっかくの題材なのに惜しい。もっと緊迫感ある検事と弁護士のやり取りがあれば、さらに良かったのになあと思う。 神父役のトム・ウィルキンソンは、はまりすぎ。この人、見るからに神父だ。 ホラー・シーンも、昔の「エクソシスト」に比べると、怖くないし、法廷シーンは、やはり演出が物足りない。と、ちょっと中途半端な出来だが、法廷劇での事件の回想がホラーという不思議な映画で、一見の価値あり。 栗3つ。 109シネマズ木場にて。 |
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