2006 03,19 15:59 |
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九段下にある昭和館で、無料の写真展が行われていたので、行ってきた。ベルント・ローゼというドイツ人の写真家が、昭和26年の日本を映した写真の展覧会だ。昔の写真を見るのは、大好きで行ってみたら、無料でまた嬉し。 展示されている写真は、昭和26年の東京、大阪、広島。まだ戦後の傷跡も残る街角だが、写っている人々の表情は、明るい。街の景色は、傷ついているが美しい。子供のあどけない笑顔は、今の子供たちよりずっと純粋で幸せそうだ。 ローゼと原節子が食事している写真もあり、大好きな大女優の姿に見入ってしまった。 戦後間も無い頃、日本は、まだ傷ついてはいたが、人々の心は、今よりずっと豊かだったような気がした。 昔の写真を見るとなぜか、心が吸い込まれる。見たことも無い風景が、どうしてこんなにも胸に迫るのだろう。 |
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